味の素。瓶に入っているうま味調味料です。
僕のおじいちゃんもお刺身を食べる時などにかけていました。
周りの親戚からは体に悪いからやめろと言われていました。
でもなぜ味の素が、体に悪いのか。悪いとされてきたのか?
それは1968年にアメリカの科学者が発表した論文に原因があるそうです。
中華料理店で食事をした後に顔のほてりや頭痛などの症状が出る。
これが中華料理店症候群と名づけられた。
この病気の原因が、グルタミン酸ナトリウムにあるということが言われた。
味の素はグルタミン酸ナトリウムが原料。
だから当時、病気になったのはグルタミン酸のせい。
なので味の素も病気の原因になる。
こういう都市伝説みたいなものが生まれたそうです。
でも今では、中華料理店症候群とグルタミン酸ナトリウムの間に、全く関係はないということが科学的に証明されました。
うま味として1908年に発見されたグルタミン酸。
これはトマトやチーズ、法など様々な食品に含まれていて体内にも存在しています。
たったひとつの都市伝説風評で、グルタミン酸ナトリウムが悪者になってしまった。
それにも負けず味の素は頑張ってきたということです。
日本では食品添加物不使用、化学調味料無添加と聞くと、安全な食べ物だと思ってしまいます。
でもそもそも食品添加物に登録されているものは、安全性が確認されたものであり、使ったら危ないという問題ではないということ。
食品に色をつける時に、天然のものを使いますが、それも食品添加物ということになるのでしょう。
だから人間が人工的に作ったもの=悪。
そういった概念を一度捨ててしまった方がいいのかもしれません。
マヨネーズは体に悪い。
僕は卵と油で作られたマヨネーズは、栄養が豊富であり、適度に摂取するならばありがたい存在だと思います。
味の素は嫌だけど、だしの素は使っていたり(笑)
グルタミン酸ナトリウムと言うと怖いけど。
グルタミン酸はサトウキビなどから作られている。
ナトリウムは塩ですよ。
味の素さんからしてみれば、さとうきびと塩を合わせて何が悪い?
そういった気持ちがあるのではないでしょうか?
なんだか、現代は情報がくさるほどありますから、どれが本当でどれが嘘かわからない。
味の素のような都市伝説がたくさんあるでしょう。
面白いニュースだと思って紹介しました。
体にいいものは本当にいいのか?
体にわるいものは、本当にわるいのか?
一度、食べ物について考えてみたほうが良さそうです。
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こういう既成概念にとらわれない出会い方も、ありだと思います。